山の学校 2014






4月 葛葉本谷沢登り



4月 丹沢葛葉本谷遡行
登攀を終えて三ノ塔ピークにて 左から山川、角田、真藤、松田
        日時:4月27日(日)
        場所:丹沢葛葉本谷
        参加者:山川(幹事長4年)、角田(4年)、松田(3年)、真藤(1年)、井村OB               以下井村OB記
       

昨年の秋、丹沢キャンプの時に山川(幹事長)と井村でモミソ沢を登り、山川はまた行きましょうと興味を持った。4月に何処かないかなと、人気のある葛葉川本谷を選び、角田と今年入った松田と真藤が参加して、5名で427日に遡行しました。

天候も良く、良い沢登り日和となった葛葉の入渓地で登攀準備を整えます。人気のある沢なので、あちこちで準備をするパーティーで賑やかです。

しばらく小滝を越えてゆくとF1で、その後F2は正面の乾いた岩を登り、F3は左側を登る。F4V字状の2段で左側のルンゼを登り、水流の多い滝をトラバースして、直上する。ザイルを出して井村が登り、皆メンバーは濡れながら登ってきた。今年入った2名も段々沢に馴れて、安定感が出てきます。間もなくF7 と林道が見えてくる。途中でも練習の為にザイルを出したりしたので、大分時間が掛かってしまう。F9のチョックストンの滝を超えると、F10富士形の滝が見えてきます。先行パーティーがいたので、大分待たされた。この滝は210mの滝で、まずは滝の左側のフェースを登り、右にトラバースして、クラックを直上する。ここもザイルを出して訓練した。ここまで山川と井村がトップを交代してきた。

これで核心部はほぼ終わりで、詰めに向かって崩れやすい沢筋を、落石に注意しながら、黙々と登る。4月の沢登りのシーズン初めのせいか、岩が安定していないので、途中から左の草付に入ったが、踏み跡が安定せずピッチが上がらず。暫くすると三ノ塔尾根に出た。三ノ塔ピークで健闘を称えて握手。三ノ塔尾根を下らず、ヤビツ峠経由で下山したので、大分時間が掛かってしまった。

秦野で完登を祝して、ビールで乾杯でした。

トップを登る山川(幹事長) 松田・山川
富士形の滝を登る松田 角田・真藤・松田 
沢の棚で 山川・松田・井村・真藤
バランスよく登る 三ノ塔ピーク/登攀を終えて/山川・角田・真藤・松田