山の学校 2014

8月 天覧山










8月 天覧山ザイルトレーニング
 
 
 

日時・場所:2014831日(日)、天覧山(飯能市)

参加者:

現役:角田(4年)、真藤(1年)、今村(3年、新人)

OB:上田、井村、斉藤雄(途中参加)、新井、島田、亀田、

豊田紳二夫妻

8月末日に天覧山RCTを行ました。予報では午後からの雨が心配されましたが、幸い終日穏やかな天気で無事充実したRTCを行えました。訓練は亀田チーム(角田、真藤)と豊田チーム(今村、豊田夫人)に分かれ、三点支持を徹底した登り方、ロープワーク等を主体とした基本的なものでしたが、上田・井村両OBからの適切かつ厳しいアドバイスも適宜あり、それぞれのレベルに合わせた満足のいく訓練でした。初めは若干怖がっていた新人の今村さんも訓練終了時には余裕の笑顔がみられました。終了後は飯能駅の居酒屋で懇親の場が設けられ、現役・OBの有意義な交流が図られました。

 
     
西部線 飯能駅に集結し、天覧山へのバスを待ちます。  下の公園で一息。天覧山頂まで軽い登りです。  いつもは他のパーティで混みますが、今日は我々だけです。準備運動を行います。
     
 まずハーネスの装着から始めます。  豊田夫人はもう3回目なので慣れています。  学生の今村さんは、初めての岩登りです。岩にしがみついています
     
 岩の名手、上田代表は岩の上で天狗のように動きます。まずは手本。動きが良すぎてあまり手本にはなりません。  今村さんが恐る恐る取り付きます。すっかり体を離してOKです。  まずは初段
     
 次に中段。  中段に完全に上がりました。余裕の表情です。   真藤OBと角田君、真藤君でチームを結成します。
     
左側は豊田OBと今村さん、豊田夫人のチームです。  ビレーの方法です。  高山の悪場、 岩登り、雪山での基本技術です。
     
 大半の未組織の登山者がこの技術を持たずに雪山を行っています。 基本技術は体で記憶します。  腰がらみ確保の訓練。
     
 ランニングビレーの訓練。   確保の訓練が終わり、実際にザイルを結んで登ります。  上で確保しているので安心感が違います。
     
垂直のフェース  女性のチームも登ります。  まずはザイルを結んで。
     
 既に中段まで来ました。  ここからホールド、スタンスが細かくなります。  上で角田君ががっちり確保しています。
     
 今度はクライムダウンの練習です。まず角田君が登ります。  上でがっちり確保します。  角田君が降り始めます。
     
下を見て スタンスを確認しながら降ります。  西穂~ジャンダルム~奥穂の悪場でも、このピッチほどではありません。しかし高度感が違うのです。  このクライムダウンが訓練の重要部分です。無雪期の稜線の岩場での事故はほとんどクライムダウン中に起きています。
     
     
 豊田OBも登り始めました。  昔は重登山靴しかなかったので、フリクションを効かせなければ登れない岩場では苦労させられました。  昼食を採ります。
     
 アプザイレンの練習を開始します。  真藤君が降りて行きます。  ルンルンの下降です。
     
 角田君の下降です。  昔は股の間にザイルを撒いていたので摩擦熱で苦行でした。  上田代表が今村さんに見本を見せます。
     
 今村さんのクライムダウン  しっかりと体を岩から離しています。  豊田夫人のクライムダウン
     
 豊田夫人の確保  今村さんのクライム  いいバランスです。
     
 脇見をする余裕が。  豊田夫人のアプザイレン  今村さんのアプザイレン
     
 亀田OBが左壁ルート工作へ  ザイルの支点探し。気分はバットレス。  支点にザイルを通す
     
 すぐ登りたくなる上田さん  真藤君が登る  新井OBの登攀。少し垂直すぎる。カメラ操作?
     
 新井OBのアプザイレン  島田OBも登る  島田OBのアプザイレン
     
 斉藤OBも途中参加  昔、穂高滝谷で鳴らした腕を披露  訓練が終了しました。
     
 山は一生の趣味です。これからも山に邁進してください。  飯能駅前で懇親会  快い疲れ、お疲れ様でした。