7月27-30日   白馬三山 (第1回夏合宿)

 
後列左から ネイサン、松村、井村、新井、斉藤、金子各OB  
前列左から 島田OB、マライア、川上、張    (猿倉荘前にて現役・OB勢揃い)


今年は大勢の新人が入会したことから分散形式の夏合宿とすることとし、その第1回目をOBの山行に同行する形で白馬三山とした。大雪渓、高山植物の大群落、山頂・稜線からの大展望、鑓温泉直前のクサリ場、雲上の温泉等とバライティに満ちた山行であった。雪渓等でのOBのサポート、鑓温泉幕営地でのOBとの交換会もあり思い出に残る楽しい山行であった。

参加者:川上(L、3年)、マライア(留学生)、張(留学生)、ネイサン(留学生)
OB:松村、井村、斉藤、金子、新井、島田

 
27日(日)曇り
新宿8:00-八方13:1513:30)-猿倉13:4514:05)-白馬尻小屋15:15

新宿より八方バスセンターまで高速バス、そこから猿倉まではタクシーで向かう。猿倉で川上が合流。軽く準備運動をしたのち白馬尻小屋に向かう。白馬尻小屋周辺はキヌガサソウが満開であった。現役組は小屋下のテント場に天幕設営、OB組は白馬尻小屋泊。

 
新宿高速バスセンターから乗車し、途中双葉と梓川での休憩を入れて快適なバスの旅です 
 
八方からタクシーに乗り換えて猿倉へ  猿倉で全員集合です 
 
 猿倉荘前で軽い準備運動 現役組の荷物が重そうです 
 
 長走沢は増水していたので木橋を渡ります  白馬尻小屋に到着。先に着いた現役組が迎えます
 
小屋の前、雪渓を背景に集合写真 はいポーズ
 
小屋の前で一休み 天幕を張って食事の準備
 
楽しい食事の時間です 小屋の周辺はキヌガサソウが満開 

28日(月)雨のち晴れのち霧
白馬尻小屋7:05-大雪渓7:257:35)-葱平11:0511:30)-村営頂上宿舎13:35

夜半から降り始めた雨が朝になっても止まず、現役組は小屋の軒先を借りて朝食の準備。準備運動の後登山開始、20分ほど歩くと大雪渓の末端に到着しアイゼンを装着して大雪渓を登り始める。途中数回の休憩を入れて葱平に11時頃到着。地名の由来となったシロウマアサツキが随所に咲いていた。お花畑を楽しみ小雪渓をトラバースして村営頂上宿舎に到着した時には霧で視界が効かないため、山頂には翌日登ることとし、村営宿舎裏のテント場に天幕を設営する。OB組は白馬山荘に向かう。
 

 
出発前の準備運動  大雪渓の取り付きでアイゼン装着 
 
井村OB先導で大雪渓を登ります 現役の後にOBが続きます 
 
荷物が重く雪上歩行が不慣れなため遅れがちです OBも頑張って登ります
 
雪渓上で小休止  少し晴れてきました 
 
束の間の晴れ間(大雪渓上部)
 
 大雪渓上部末端で休憩 現役組は先に出発します 
 
 OB組も同じ場所で休憩です 葱平の地名の由来となったシロウマアサツキ 
 
 小雪渓をトラバース やっと村営白馬頂上宿舎に到着です 
 
 現役組は村営宿舎裏にテント設営 夕食です 

29日(火)晴れ
テント場6:40-白馬山荘7:00-白馬岳山頂7:207:45)-鞍部8:458:50)-杓子沢コル9:5510:00)―鑓温泉分岐12:1012:20)-鑓温泉小屋15:30

白馬山荘に荷物をデポし、朝日を浴びながらOB・現役一緒に山頂まで登った。山頂からは雲海越しに北アルプス中枢部の槍・穂高岳や劔・立山を望める展望があった。山頂で集合写真を撮ったりして暫し寛いだ後白馬山荘に戻り、荷物を担いで鑓ヶ岳に向かった。現役組が先行しOB組がそれに続いた。稜線は高山植物が咲き乱れていた。新井OBは所用のため本日中に鑓温泉経由で猿倉まで下り帰京するとのことで途中から別行動となった。鑓ヶ岳の登りでは早大山小屋研究会のパーティーとすれ違い挨拶を交わした。鑓温泉分岐からは井村OBのサポートで先行し、途中のクサリ場に緊張しながら鑓温泉小屋まで下った。鑓温泉分岐直下の東斜面はコマクサの大群落が見事だった。鑓温泉では露天風呂に浸り大満足であった。夜はテントに集合し、楽しい会話とお茶・お菓子で現役・OBの交換会を開いた。

 
 現役組が白馬山荘に到着、荷物をデポして山頂に向かう  朝日を浴びて山頂に向かいます
 
 白馬岳山頂にて集合写真
 
うまく撮れるかな 
 
現役だけで、はいポーズ  山頂を降ります
 
 現役組が先に出発します  村営宿舎、縦走路、劔・立山
 
 劔・立山を望む縦走路を行く  旭岳 
 旭岳~白馬岳
 
 杓子岳手前の鞍部で小休止  杓子岳に向かいます
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 縦走路には高山植物が咲き乱れていた
 
 杓子岳  杓子沢コルで休憩
 
 鑓ヶ岳に向かいます  途中で出会った早大山小屋研究会のパーティー
 
 鑓ヶ岳山頂  鑓温泉分岐に向かいます
 
 鑓温泉分岐  鑓温泉に向かいます
 
 雪渓のトラバースを井村OBがサポート
 
 OB組も鑓温泉に向かいます  稜線直下の斜面にはコマクサの大群落
 
 大出原周辺、お花畑が広がってます  、クサリ場
 
 鑓温泉小屋が見えてきました 先ずは腹ごしらえ
 
 鑓温泉露天風呂、若干硫黄臭がありとっても温泉です
 
 テントを設営して夕食の準備です  最後の夜は現役・OB交換会です
 
 お茶とお菓子と楽しい会話が続きます

30日(水)雨のち晴れ
鑓温泉小屋7:00-小日向のコル10:00-猿倉12:5015:00)-新宿21:00

小雨が降る中出発。出発直後の雪渓は安全確保のためアイゼンを装着して下り、その後猿倉までの長い道のりを現役組先行でひたすら下った。下山後バスを待つ間、猿倉荘で山行の余韻に浸りながら暫し歓談した。その後OB組は猿倉発新宿行きのバスで、現役組は八方発新宿行きのバスでそれぞれ帰京した。

 
今日は下山の日です、名残惜しい・・・ 
 
 準備運動 金子OBの先導で雪渓を下ります 
雨の中雪渓を渡り、そこから先は現役が先行します 
 
上部に滝がある雪渓をトラバースします、落石に注意です
 
小日向のコルまで下りてきました 成長しきった水芭蕉が咲いてました
 
 やっと猿倉に到着、第1回夏合宿無事終了です
 
OBも下山して打ち上げ会、先ずは腹ごしらえ  大分疲れたようです 
 
八方バスセンター、ここからバスに乗ります