3月15-17日  八ヶ岳天狗岳雪上訓練山行

東天狗岳山頂にて(左から金子OB、後藤OB、阿部、新井OB、岡田、柳田、利藤、衣斐、島田OB)

315-17日に天狗岳雪上訓練山行を行った。今年は1年生が4人参加したことから後藤OBがコーチに加わり、十分なサポート体制で雪上訓練ができた。天狗岳往復となった最終日は天気にも恵まれ、山頂からは素晴らしい眺望も得られた。直前に実施したザイルトレーニングの成果も活き、また天狗ノ鼻直下の斜面では登降にダガーポジションの訓練をするなど、全体的に充実した雪上訓練山行であった。

参加者
現役:利藤(3年)、衣斐(1年)、柳田(1年)、阿部(1年)、岡田(1年)
OB:金子(S41)、新井(S46)、島田(S46)、後藤(S49


315日(晴れ)
茅野駅に11時集合しジャンボタクシーにて渋ノ湯に向かい11:40着。橋の手前で身支度を整え12:30出発。金子OBトップで登山を開始し、八方台分岐にて小休止し(13:3513:50)、15:30黒百合平着。天幕設営後アイゼンを装着して、ヒュッテ前の斜面で滑落停止、トラバース等雪上歩行訓練を行う(16:2017:10)。天気予報では16日は荒天だが17日には回復が見込めることから、天狗岳往復は17日にすることとした。

茅野駅11時集合です ジャンボタクシーで渋ノ湯に向かいます
渋ノ湯到着。渋御殿湯前で集合写真 橋の手前で身支度をを整えます
アイゼンを装着していざ出発 雪は少ないけど登山道は凍結していてアイゼンが良く効きます
金子OBトップで快調に登ります 
八方台分岐で小休止 登りを再開します
唐沢鉱泉分岐 ひたすら登ります
小休止 もう一踏ん張り
黒百合平に到着   OBは小屋泊
現役は天幕を設営します 
雪上での基本動作について指導を受けます 先ずは滑落停止の基本姿勢の習得です
滑落停止を各自練習します 
頭からの滑落停止も練習します 
納得のいくまで何回も練習します
周囲が薄暗くなってきました。今日の訓練は終了です ヒュッテ内部

316日(雪、風)
小雪混じりの悪天候のため午前中は訓練を中止し、持参したお菓子とコーヒー・紅茶で1030よりヒュッテ内で現役・OB交換会を行った。午後からは天気が少し回復したことから、12:4015:00ヒュッテ前の斜面にて雪上訓練。アイゼンを付けないでキックステップでの登降、滑落停止訓練。その後アイゼンを装着してザイルを用いた確保訓練を行った。

 
ストーブを囲んで現役・OBの懇談会 
アイゼン無しでキックステップの練習 下りは慎重に
途中滑落停止の訓練も入れます 
どんな体制で滑落しても止まるよう練習します
ザイルを使って確保の練習です。直前に実施したザイルワークトレーニングが有効です 
役割を変えて練習します 
最後に皆で天狗ノ奥庭に登りました 降雪で僅かに雪が積もりました

317日(晴れ)
快晴の中、7:05黒百合平を出発し中山峠を経て天狗岳に向かう。天狗ノ鼻の手前の急斜面が凍結していて登行に若干時間がかかった。8:50東天狗岳到着(9:15)。時間的な観点(天狗の鼻斜面での下降、黒百合平からの下山時刻など)から西天狗岳往復を諦める。問題の斜面は登りと同じダガーポジションにて慎重に下る。10:30黒百合平着、天幕撤収。11:15黒百合平出発、11:55八方台分岐(12:10)、13:00渋ノ湯着と金子トップで快調に下る。渋御殿湯の温泉に浸り汗を流す。14:55バスに乗り15:50茅野駅着。駅前のそば茶屋にて電車の時間まで歓談。

 
今日は朝から快晴です 
天狗岳出発前にヒュッテ前で集合写真
いざ出発です 昨日の降雪で木々の新雪がきれいです
中山峠です ここから急登が始まります
天狗岳を目指して進みます 
標高が上がるにつれて周囲の展望も開けてきます 
朝日を浴びて急斜面を一列で登ります
天狗ノ鼻直下の急斜面 東天狗岳に到着
東天狗岳山頂にて
南八ヶ岳方面の眺望 蓼科山方面の眺望
山頂で寛ぎます カメラ女子の岡田は写真撮影に夢中です
天狗ノ鼻の急斜面は慎重に下ります 
黒百合平まで気持ちの良い下りが続きます 
天幕を撤収して渋ノ湯まで下ります。 
八方台分岐で小休止 渋ノ湯まで降りて来ました
渋御殿湯で汗を流しバスの到着を待ちます 茅野駅前のそば屋で反省会を兼ねた歓談